Made in ChinaからMade by Chinaへ

Made in Chinaって

みなさんこんにちは。

本日は、少し志向を変えたブログを綴ってみたいと思います。

 

少し真面目そうなタイトルですがゆるい感じの内容ですので、ご興味があれば最後まで読んで下さいね。

 

仕事柄中国との繋がりは切り離せないのですが、結構自分の認識と異なる(変化したのでしょうか?)ところが多い国なのです。

Made in chinaの製品は今でこそ普通の時代で、むしろもっと人件費が安いバングラディッシュやベトナム、インド製品もよく目にするようになってきました。

日本製と違って品質は低いんじゃないかと思われている方も多いかと思いますが、全てではない時代になってきたと感じる今日このごろです。

 

どこまでの品質を求めるかにもよりますが、物によってその許容範囲が変わると思います。

また、すべて最高品質で揃えたい、となるとそれはそれなりのコストがかけられているのでリーズナブルと感じるお値段ではないのかもしれません。

 

アパレル業界以外の中国の立ち位置

ここで少しアパレルから話がそれますが、自動車や電化製品の世界シェアをご存知でしょうか?

2021年、自動車業界では売上高でみるとトヨタが1位を死守していますが、NEV自動車(New Energy Vehicle/新エネルギー車)だけでみると中国のシェアが世界の約半分を占めているのです。びっくりですよね。

 

NEV自動車とはみなさんもよく耳にするハイブリッドカーより有害物排出量が少ないクリーン車のことを指しますが、中国では国をあげて空気クリーン政策を掲げているので自動車業界では時代の先を進んでいると言えます。

 

ハイブリッドカーでも先を進んでいると思っていた私は、かなり時代遅れでした…。

 

確かに、中国では従来のエンジン車は規制が厳しくて、何曜日はナンバー8の車のみ走って良い日、何曜日はナンバー2が走って良い日とルールがありました。

それ以外の曜日は、エンジン車である自家用車で通勤できないのです。徹底しています…。

 

中国が政策を決定したあとの行動の速さは本当にすごいので、空気がクリーンになる日も遠くないのかもしれません。

 

また、電化製品についてもそうですが、製品によって多少順位は異なりますが、いずれも中国企業が上位に食い込んでいます。

(電化製品は韓国企業も強いですね)

 

このように上位に食い込む中国はやはり人口も、GDPも世界で絶対に無視できない存在なのです。

 

 

中国のアパレル業界のリアルレポート

では、本題に戻るのですが、アパレル商品についてみなさんがまずはじめに知りたいのは品質だと思います。

私の体感でお話すると、現状はいいものも増えてきました。ただ、質が悪いものもまだあります。

(質が悪いというより、デザインやカラーのセレクトが日本人好みではないと言ったほうが近いかもしれません)。

 

でもいいものは、日本製に負けず劣らずいいですよ!

 

世界中の工場として縫製のノウハウを習得したというのもありますが、中国国内のお客様のニーズやクオリティに対する期待値も高くなっているのが大きな理由だと思います。

 

ただ、いくら可愛いデザインでも実物における情報が少なすぎると感じているお客様が大半でしょう。 

 

当店ではそのお客様のお悩みを解決すべく、販売している中国で仕入れた洋服に関してはすべて実物画像を撮影しており、できるだけお客様の認識とのギャップを埋めていきたいと思っています。

また、サイズ感や、サイズ詳細についてもできるだけ記載しておりますので少しでも安心してお買い物ができると思います。

 

結局のところMade in Chinaの洋服はセレクトが大事ということですね。

 

特にサイズアウトが早い子ども服に関しては、大人服以上にmixコーデ(少しお値段が張るアイテムとプチプラ)を実践されているママも多いと思います。

当店がそのお手伝いに少しでもなれば嬉しいです。

 

Made by Chinaとは

今までの話と何が違うの?と思う方もいらっしゃると思いますが、“in”と“by”が違います。

中国発のブランドのオーナー達がよく使う言葉なのですが、国内でデザイン、制作をしている中国ブランドのことを言うそうです。

お値段も私達が認識している中国製品より高めの設定なのですが、縫製やデザイン、生地等とてもこだわっている製品もたくさんあって、国内でも大変人気があるようです。

お値段が高めといっても、製品のクオリティを考えるとリーズナブルな値段設定だと思います。

同じ作りでブランド名が付くと、2倍くらい高いお値段で販売されているのではないかと思えるほど優れた製品も既に存在するのです。

 

これは日本国内にもこだわりの職人さんやデザイナーさんがいるのと同じで、人口が日本の約10倍の中国にはもっと多くのこだわりブランドがひしめき合っているのかもしれません。

 

メイク業界ではチャイボーグといって、中国風のキリッとしたメイクがコリアンメイク、ジャパニーズメイクと並ぶ認知度になってきているように

アパレル業界でもMade by China旋風が起こるかもしれませんね。

当店でもそのようなクオリティが高い素敵な洋服があれば積極的にセレクトしていきたいなと考えております。

 

素敵なデザインの洋服達

世界中でも認知度の高いブランドではありませんが、中国国内で人気のブランド達の可愛い洋服も少しご紹介してみます。

 

まずご紹介するのはクラシックなデザインのシャツです。

カラーはカラシ色とブラウンの中間くらいで、おしゃれな色味です。こっくりとしたカラーですので、秋口にメインで着て、冬場には襟や袖見せで着るととてもおしゃれだと思います。

ハイカラーのフリルも大人並みに凝ったデザインですし、フロント部分にも透かし編みデザインが入っており、抜け目がありません。

 

生地はしっかりとした張りのある生地ですので、型崩れしにくそうです。

クラシックテイストがお好みの方にはたまらない一枚かと思います。

 

サイドからの襟の立ち上がりも綺麗

 

続いてロングコートのご紹介です。

こちらは私の娘にも着せたいと思って狙っている麻のシングルコートです。

きっちりしまった丸襟と、バスト部分のギャザーがしっかり入っているのでふんわりとしたシルエットができます。

また、コートなのに裾にレースがあしらわれており、ワンピースみたいな雰囲気です。

 

このコートを着て、ちょこちょこ歩く姿を見たら、キュンとしてしまいそうです。

 

森系女の子

 

こちらでご紹介した洋服が気になる場合は、お手数ですが個別にお問い合わせください。

在庫確認ができましたらお取り寄せ可能です。

 

サイズ感について

ブランド毎にサイズ感は異なりますが、比較的表記サイズより大きめの作りのものが多いです。

そのためワンサイズダウンの洋服がぴったりということもしばしば。

しかし、たまに表記サイズ通りの作りもあるので、各商品の採寸情報を確認していただきご購入をご検討ください。

 

本日は少し真面目っぽいブログになりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

引き続きAudeamusをよろしくお願いします。

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